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４―６月期の中小業況ＤＩ、５期連続悪化 ６年ぶりの低水準
中小企業金融公庫総合研究所が23日発表した4―6月期の中小企業動向調査によると、中小企業の景況感を示す業況判断指数（ＤＩ）はマイナス23.6となった。
5期連続の悪化で、6年ぶりの低水準。資源価格の高騰を背景に仕入れ価格が上昇していることが響いた。7―9月期の予測もマイナス28.8と一層悪化する見通しだ。
業種別に見ると、製造業では資源価格の高騰を背景に紙業界や自動車部品業界で大きく悪化した。
非製造業でも燃料価格の上昇で水運業や運送業でＤＩが大幅に低下した。集計した27業種のうち、情報通信業を除く26業種でマイナスとなった。
地域別に見ると、すべての地域でＤＩが悪化した。特に北海道はサミット関連の建設業需要が一段落したことから大きく低下した。(23日 22:02)
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