【交通】「手取り月10万」…タクシー運転手悲鳴 [08/07/23]at BIZPLUS
【交通】「手取り月10万」…タクシー運転手悲鳴 [08/07/23] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/07/23 21:48:12
2002年の規制緩和で増え過ぎたタクシー台数に歯止めを掛けようと、国土交通省は地域の実情に合わせて
新規参入や増車を規制する方針だ。来年の通常国会での道路運送法の改正を目指す。

過当競争で運転手の収入が減り、労働環境の悪化が心配されるためだ。
しかし、政府がタクシー台数を調整することが健全な競争をゆがめ、行き過ぎた業界保護につながるとの指摘もある。

◆激戦地
JR仙台駅西口には、朝からタクシー100台以上がすし詰め状態で並んでいた。
客を乗せるまで1時間余り。「台数が増えすぎて月の手取りは10万円を切った」と男性運転手(31)が嘆いた。
仙台市内のタクシーは07年3月末で3003台に達し、規制緩和後わずか5年間で1・5倍に増えた。
全国最高水準の増加率で、国交省が新規参入や増車を禁じることができる「緊急調整地域」に
今年1月、指定された激戦地だ。

新規参入は27社、約700台。保有台数を2倍以上に増やした市内の大手業者もいる。
小学3年生の息子を抱える女性運転手(36)の月収は12万円。
「走っても走っても客がいない。精神的に参る」と言ってため息を漏らした。

国交省は07年4月以降、経営環境が厳しいタクシー業者を後押しするため、約50地域で料金値上げを認可した。
収入が増えれば運転手の待遇改善にも役立つと考えたからだ。

東京の業者は07年12月に運賃を10年ぶりに平均7・2%値上げした。
ところが今年5月の営業収入(1車当たり)は前年同月比2・9%減と落ち込み、6か月連続の前年割れとなった。
「値上げで遠のいた客足が半年で戻る予測だったが、今でも回復のメドが立たない」(業界団体)という。

06年度の全国のタクシー台数は27万3740台で、規制緩和前(01年度)から約1万5000台増えた。
一方、営業収入総額は約4%減り、運転手の平均年収も5万円減の329万円となった。
平均収入は全産業平均よりも226万円低い。

ある男性運転手(41)は6年前に別の仕事を解雇され、「稼げる仕事はタクシーしかない」と飛び込んだ。
別の男性運転手(44)は北海道から上京したばかりで、会社寮の6畳1間で同僚と2人暮らし。
同僚らも地方出身の単身赴任者が目立つという。

転職組も思い通りに稼げないため定着率は低いという。
売上高が月47万円に届かなければ給与の歩合が60%から50%に下がるタクシー会社もある。
月末に同僚から借金をして、客を乗せずにメーターを走らせて「ノルマ」をこなす運転手もいるという。

ソース
URLリンク(job.yomiuri.co.jp)


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