08/07/21 23:16:41
中国では、通貨・人民元がことしに入ってから急激な値上がりを続けており、
多くを中国からの輸入に頼っている日本の食品価格などへの影響が懸念されています。
中国の通貨・人民元は、3年前の7月21日、ドルに対する為替レートが1ドル8.27人民元
からおよそ2%切り上げられ、その後も一貫して値上がりを続けています。
特にことしに入ってからは値上がりが急激で、この半年で7%近く上昇しており、
中国国内の輸出企業は厳しい経営環境に追い込まれています。
JETRO・日本貿易振興機構などによりますと、人民元の急激な値上がりを受けて、
中国の一部の企業の間では、食品や電気機器の部品といった日本向けの商品を値上げ
したり、より高い価格で輸出できるヨーロッパ向けに切り替えたりする動きが出ている
ということです。
このため、多くを中国からの輸入に頼っている日本の食品価格などへの影響が懸念
されています。
これについてJETRO北京事務所の真家陽一次長は「人民元の値上がりのスピードは
予想以上で、中国の輸出企業の業績にも深刻な影響が出ている。中国政府も値上がりの
スピードを緩めたいと考えているのではないか」と話しています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年7月21日 5時19分
URLリンク(www.nhk.or.jp)
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