08/07/20 13:57:19
独立行政法人の農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市)と
井関農機(愛媛県松山市)は、露地野菜の畑に、肥料、農薬を効率的に散布できる装置を
共同開発した。価格が高騰する肥料の使用量を最大で五割減らせるという。
キャベツやハクサイなどの露地栽培は、根の病気を防ぐ農薬と肥料を畑にまいた後、
トラクターでうねを作って苗を植えるのが一般的。
開発された装置は、肥料と農薬の入ったタンクを、パイプでうねの成形機につないだ。
装置をトラクターに取り付けて引っ張ることで、うねを作ると同時に、うねの中央に肥料、
農薬を集中的に投下できる。
昨年、道内を含む全国各地でキャベツなどの栽培試験を行った結果、
肥料を三-五割減らしても、散布むらがなくなるため、収量は同等かそれ以上だった。
道内など寒冷地で遅れがちな苗の初期成長にも改善が見られた。
農薬も三分の一に減らしたが、防除効果は落ちなかった。
肥料はリンなどの価格高騰で七月から七割前後値上がりした。この装置を使えば、
肥料の経費を十アール当たり五千-七千円、農薬分を含めると、一万円以上節減できる。
井関農機は八月から一機百十六万五千五百円で試験販売する。
ソースは
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
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