08/07/15 11:31:03
■右ハンドルでどや!
2008年モデルから右ハンドル仕様が加わった「ハマーH3」。
扱いやすくなった「強面系SUV」に目を付ける人は増えているようで……。
■「ハマーのオンナ」が増えている
東京都内に話を限っていえば、「ハマーH3」を目にすることはめずらしい状況ではない。
行くべきところには行き渡ったのではないかと思ってしまうほどだ。
それでも販売はまだ頭打ちになっていないようで、2008年モデルも好調に売れているという。
インポーターが三井物産オートモーティブからゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン
(GMAPジャパン)に移管され、それを機に右ハンドル仕様が加わったことで販売に弾みがついたようだ。
発売から半年がたった現在も、バックオーダーを抱えているほどだという。
聞けば、夫婦でショールームにやってきて、「ワタシも運転できるからこっちがいいわ」と
右ハンドルを選んでいくパターンが目立つとか。
女性の強さをあらためて教えられるエピソードであるが、大きすぎないH3なら「ハマーのオンナ」は
たしかに絵になりそうだ。
ベースグレードのほか、「ラグジュアリー」「アドベンチャー」とラインナップが増えたことも
2008年モデルの特徴。従来3.5リッターだった直列5気筒エンジンは、排気量が3.7リッターに拡大された。
トランスミッションは基本は4段ATで、ベースグレードでは5段MTも選べる。
アドベンチャー以外ならすべて右ハンドルを選択可能だ。
また、2008年7月からパワフルなV8モデルが加わり、選択肢が増えたのも見逃せないところだ。
■イイモノ感がアップ
ラグジュアリーとアドベンチャーはパワーレザーシート、レザーステアリング、ナビゲーションシステム、
サンルーフなどが標準装備となり、外観はドアハンドルやドアミラー、ルーフクロスバーがクロームメッキになる。
ラグジュアリーはアルミホイールもクローム仕上げ。一方アドベンチャーではローレンジの減速比を
2.64から4.03に下げ、リアデフロック、オフロードサスペンションが追加される。
試乗したのはラグジュアリー。四角いドアを開けてステップに足を掛け、高いフロアによじ登る。
走り出す前から非日常を味わえるのがハマーならではだ。レザーシートはブラックとキャメルの2トーン。
ハマーが持つクールなイメージにラグジュアリーな雰囲気をプラスした、お似合いのコーディネイトに思えた。
右ハンドル仕様車は、パーキングブレーキが「ペダル式」からちょっとなつかしい(?)「ステッキ式」に
変わっている。サイズが4705×1995×1920mmもあるから当然ともいえるけれど、
ドライビングポジションに不満はなかった。
それ以外にも、以前乗ったH3との違いはあった。
従来は2tを越える車重を実感した発進が、スッと軽快にスタートするようになり、回転フィールは
なめらかさをプラスしていた。ブレーキのタッチも確実感が増したようだ。
加減速全体の反応がリニアになったことで、イイモノ感がアップした気もする。 (以下略)
ソース
URLリンク(www.asahi.com)
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