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「百貨店業態をやめ、テナントを誘致する商業ビル。しかもファッションなどではなく、
もっと娯楽性の高いゲームセンターやパチンコ施設を想定してる可能性があります。もちろんドンキも入るでしょう」（経済ジャーナリスト）
■■■ドンキ 名古屋の老舗デパートの大株主に■■■
URLﾘﾝｸ(news.www.infoseek.co.jp) （２００８年６月２日 日刊ゲンダイ公認♪♪♪＾＾）
激安がウリのドン・キホーテが、デパートにちょっかいを出し始めた。
ディスカウントショップと百貨店の組み合わせは、どうもチグハグだが、舞台は名古屋の老舗「丸栄」（東証１部）というから、ヘエーだ。
首都圏では馴染みの薄いデパートだが、名古屋では松坂屋に並ぶほどの知名度を持つ。
創業は１６１５年。４００年近く続く老舗だ。この丸栄の大株主にドンキが名を連ねたのだ。
保有比率は３．８％で第５位の株主になる（０８年２月末）。ドンキに狙いを聞くと「純投資です」という。丸栄サイドに確認してみた。
「確かに３．８％を保有しています。ただ現段階で（ドンキから）経営に関することを含め、何も言ってきてはいません」（丸栄関係者）
近ごろの丸栄は精彩を欠く。名古屋では松坂屋、三越、名鉄百貨店、そして丸栄をひっくるめて「４Ｍ」と呼ぶが、
丸栄は売り上げ不振にあえぐ。０８年２月期は売上高、営業利益、経常利益とも前年比マイナスだった。経常は５２．２％減。
「業績は悪くとも丸栄は名古屋の中心である栄に店をデンと構えます。この場所を狙う会社があっても不思議はない」（流通関係者）
純投資というドンキだが、言葉通りに受け止める百貨店マンは少ない。
「こういっては何ですが、丸栄が百貨店再編に絡むことはないと思う。だからドンキの狙いは別にあるでしょうね」（経済ジャーナリスト）
いったい何？ 「百貨店業態をやめ、テナントを誘致する商業ビル。しかもファッションなどではなく、
もっと娯楽性の高いゲームセンターやパチンコ施設を想定してる可能性があります。もちろんドンキも入るでしょう」（前出のジャーナリスト）
スーパーの長崎屋やホームセンター「ドイト」など、ドンキは次々のみ込んできた。次のターゲットは丸栄かもしれない。