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【Technobahn 2008/6/27 03:11】2003年当時、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長が
マイクロソフト幹部社員に対してWindowsは使い難くどうにかしてほしい、とする苦情の
メールを送っていたことが25日、米シアトルタイムズ紙に掲載されたゲイツ会長本人のものと
みられる電子メールにより明らかとなった。
電子メールは2003年1月15日にゲイツ会長がWindows開発の最高責任者(当時)だった
ジム・オールチン(Jim Allchin)氏らに送ったもの。
メールの中でゲイツ会長はたまたま、Windows Moviemakerをダウンロードした上で、
Digital Plus Puckをマイクロソフトのサイト経由で購入しようと思い立ち、考え付く方法の
限りを尽くしてMoviemakerのファイルを探そうと試みたが、どこを探してもMoviemakerには
たどり着かず、イライラが爆発。
自分で探すことに諦めたゲイツ会長は社員に問い合わせをしたところ、ダウンロードページの
検索ボックスではなくメイン画面の検索ボックスから「movie maker」と入力すれば見つかる
と教えられる。
教えられた通りに検索をしたところ、6秒も待たされた挙句、
ようやくMoviemakerを見つけることに成功。
検索結果のリンクをクリックすればお目当てのMoviemakerをダウンロードできると考えた
ゲイツ会長は意気揚々、リンクをクリックするが、今度は「Moviemakerをダウンロード
するにはWindows Updateを利用してください」というメッセージが表示される始末。
しょうがないので、今度はWindows Updateを使ってMoviemakerをダウンロードしようと
したが、たった1つのファイルをダウンロードしたいだけなのにも関わらず、
幾つものダイアログボックスが現れて、選択を迫られる。
仕舞にはMoviemaker、1つをダウンロードするためだけに合計17MBものプログラムを
ダウンロードする羽目に。しょうがないので全部のファイルをダウンロードするとことを選択
すると、PCはダウンロードに要した6分間の間は固まり、他の仕事はなにもできない状態に。
ダウンロードが終了すると、今度はリブートをしろと迫られる。
リブートしないわけにはいかないため、リブートを実行。無事に起動した後、ようやく
Moviemakerを立ち上げることができると思ったゲイツ会長だが、今度はMoviemakerを
利用するためにはWindows Media Series 9をダウンロードしてください、
というメッセージが表示。
Windows Media Series 9のダウンロード自体は直ぐに終了したが、インストールには7分も
必要に。
ようやく全てのダウンロード作業を完了したと考えたゲイツ会長は、コントロールパネルから
「プログラムの追加と削除」を開いて、インストールが完了したことを確認しようと考えた。
続きます。ソースは
URLリンク(www.technobahn.com)