08/06/27 19:35:49
-続きです-
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でもそこに表示されるのは
Microsoft Autoupdate Exclusive test package
Microsoft Autoupdate Reboot test package
Microsoft Autoupdate testpackage1
Microsoft AUtoupdate testpackage2
Microsoft Autoupdate Test package3
など、関係のないファイルばかり、
結局、ゲイツ会長はMoviemakerをダウンロードすることは諦め、今度はDigital Plus Puckの
ダウンロードに挑戦する。
ところが、今度はダウンロードを実行するためには複数の項目に渡って個人情報を入力
することを求められる始末。入力内容にミスがあると再入力を求められるという作業を
繰り返したが、最初にMoviemakerをダウンロードしようと試みてから1時間が経過したのにも
関わらず、なにも仕事が進んでいないということに気づいたゲイツ会長は、これまでの顛末を
詳細にメールに書き連ねて、Windows開発の最高責任者に送ることで改善を求めることにした。
メールの最後には今後も気づいた点があればどんどんフィードバックしていくつもりだと
結んでいる!
このメールの真偽に関してシアトル・ポスト紙が、ゲイツ会長本人に確認の問い合わせを
したところ、ゲイツ会長は、この手紙が本物かどうか答える代わりに
「こうしたメールを書かなかった日はなかった、こういうふうに開発部門に対して
フィードバックを入れるのが自分自身の仕事だと考えていた」と答えたという。
この手紙、本物であるかどうかは確証はないが、ここまで丹念にWindowsの使い難い点を
書き連ねて毎日、改善を求めていたとすると、さすがビル・ゲイツ、只者ではなかったことは
確かだ。
そういうゲイツ会長も、今週、終にマイクロソフトの常任役員としての任を降り、非常勤役員の
立場に引退した。1975年にゲイツ氏が友人のポール・アレンらとマイクロソフトを創業してから
実に33年もの歳月が過ぎ去ったこととなる。
-以上です-
依頼を受けてたてました。