08/06/26 07:51:40
スーパーなどでバターの品薄状態が続き、乳業メーカーが増産を決めたあともバター不足が
解消されないことから、農林水産省は、ヨーロッパなどからバターを緊急輸入する方向で
調整に入りました。
バターをめぐっては、おととしから原料の牛乳が消費の低迷で減産されているうえ、飲料や
生クリーム用など比較的取り引き価格の高い製品に原料が振り向けられてきた影響もあって、
国内での生産量が減り、スーパーなどで品薄の状態になっています。
このため、農林水産省では、ことし4月、大手乳業メーカー4社に対してバターを増産して
出荷するよう要請しました。しかし、メーカーの増産分は業務用などの需要を満たしていない
うえ、買いだめする消費者も多いことから、バター不足は依然として解消されていないという
ことで、農林水産省では、今年度の輸入枠をさらに拡大し、ヨーロッパなどからバターを
緊急輸入する方向で調整に入りました。
緊急輸入が行われれば、およそ20年ぶりのことになります。農林水産省では、国内の
メーカーが今後、どの程度、増産が可能か見極めたうえで、具体的な輸入量などについて
検討することにしています。
▽News Source NHK ONLINE 2008年6月26日 4時55分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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▽農林水産省
URLリンク(www.maff.go.jp)
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