08/06/23 14:51:41
ソースはギガジン
URLリンク(gigazine.net)
HDDの記録容量を飛躍的に引き上げた垂直磁気記録方式で知られる東北大学が、
従来のDVDやCDに9倍のデータを記録する技術を発表しました。
これで片面一層4.7GBのDVDに約42GBほど記録できるようになるため、
Blu-rayは不要になってしまうかもしれません。
詳細は以下の通り。
(PDFファイル)母型からスタンパー複製できる新方式V溝ピット方位多値記録の
原理実証(9倍密度)に成功
URLリンク(www.tohoku.ac.jp)
このリリースによると、東北大学はDVDなどの光ディスクの記録位置(ピット)にV字の
溝を用いることで、複数の情報を記録する次世代方式のROM技術原理の検証に成功した
そうです。これによりCDやDVDに従来の9倍にあたる密度のデータを記録できるとのこと。
これが新しい方式の説明。V字溝のピットに方位を付けることで複数の情報が記録
できるようになります。
URLリンク(gigazine.jp)
また、CDやDVDはBlu-rayディスクとは異なり、スタンパーによる複製技術を適用すること
で安価に生産できるため、ハイビジョンの映像コンテンツを低価格で提供できるように
なるほか、従来のCD/DVDドライブに読み取り機構を追加するだけで対応できるとしています。
まだ映画や音楽のCD-ROMやDVD-ROMといった読み取り専用メディアの提供を前提にした
技術のようですが、将来的に個人がその技術を使ってDVD-RやCD-Rに記録できるドライブが
提供されるのであれば、Blu-rayの強力なライバルとなりうるのではないでしょうか。
・13:40追記
リリースでは以下のように「Blu-rayディスクではスタンパーを用いた複製ができない」
とされていますが、どうやらBlu-rayもスタンパーを用いて複製されているようです。
ただし、Blu-rayはCDやDVDとピットの凹凸が逆になるとのこと。
-以上です-
依頼を受けてたてました。