08/06/20 23:12:43
全国農業協同組合連合会(全農)は20日、今年7~9月期の配合飼料価格を前期(4~6月)比で
1トン当たり平均約1500円引き上げると発表した。全農は実額を発表していないが、2%程度の
上げ幅とみられる。値上げは3期連続で、1月以降の累計では計9900円に上る。畜産・酪農の
コスト増につながり、肉や卵、乳製品の価格にも影響が出そうだ。
全農によると、値上げは主原料であるトウモロコシの価格高騰が理由。シカゴ市場では
トウモロコシの先物価格が1ブッシェル(約25キロ)当たり7ドルを超え、史上最高値圏での
取引が続いている。また、中国を中心に海運需要が高まり、海上運賃が高騰していることも要因。
畜産・酪農業界では、飼料高騰による経営悪化から廃業などに追い込まれる農家が増え、
政府は7月から約738億円の緊急対策を講じる予定だ。【行友弥】
▽News Source 毎日jp 毎日新聞 2008年6月20日19時00分
URLリンク(mainichi.jp)
▽全国農業協同組合連合会(全農)
URLリンク(www.zennoh.or.jp)
▽Press Release
平成20年7~9月期の配合飼料供給価格について
URLリンク(www.zennoh.or.jp)
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