【鉄道】東武鉄道、地下鉄副都心線やマンション分譲の谷間で2期連続経常減益の見通し [6/19]at BIZPLUS
【鉄道】東武鉄道、地下鉄副都心線やマンション分譲の谷間で2期連続経常減益の見通し [6/19] - 暇つぶし2ch1:鳥目の梟φ ★
08/06/19 15:42:49
 東武鉄道が試練の時を迎えている。07年3月期の経常利益414億円をピークに、
08年3月期は355億円、09年3月期は286億円まで落ち込む見通しだ。

 マンション分譲事業が谷間にあり、加えて09年3月期は競合路線の東京メトロ副都心線の
開業が響く。業績の本格的な回復は、マンション分譲戸数が増加する2010年3月期を待つ
ことになりそうだ。PERなどの株価指標にも割安感はなく、短期的な株価上昇は期待しづらい
展開だ。

 東京メトロ副都心線が6月14日に開業した。和光市~渋谷間(20.2km)を結ぶ路線で、
埼玉県南西部から都心へのアクセスが高まると期待されている。
 しかし、同社にとってはマイナスのほうが大きいだろう。副都心線が東武東上線の和光市~
池袋間を併走することになり、乗客の一部が副都心線へ流れると考えられるからだ。

 会社側によると、副都心線の開業で旅客収入は15億円の減収要因になるという。
また、08年3月に開業した都営舎人線(日暮里~見沼代親水公園)の影響を含めると
合計23億円のマイナス要因となる。

 鉄道は装置産業で旅客数の増減とは関係なくかかる固定費の負担が重く、旅客収入の
減少は利益面に大きくマイナスに働く。また、車両の増加による償却費負担増、ダイヤ改正に
伴う広告宣伝費の増加など費用増も響き、運輸事業の09年3月期営業利益は前期比
46億円減の214億円になると予想する。

■不動産事業も大幅減益する「ダブルパンチ」
 加えて、もうひとつの収益の柱である不動産事業が、一時的な開発案件の減少による
マンション分譲の落ち込みで低迷している。マンション分譲戸数は、376戸と分譲戸数が
多かった07年3月期の半分程度にとどまり、マンション分譲事業の09年3月期営業利益は
わずか4億円(07年3月期は36億円)となる見通しだ。

 以上の結果、筆者は09年3月期の連結業績を経常利益286億円(前期比20%減)と
予想する。2期連続で経常減益となる見通しだ。6月17日終値503円を基準に計算した
09年3月期のダイヤモンド予想PERは22倍(関東私鉄平均は約22倍)で割安感はない。
マンション分譲が本格回復する2010年3月期まで株価を押上げる材料はなく、一進一退が
続くとみる。

ソース:URLリンク(zai.diamond.jp)
(東武鉄道株価)URLリンク(company.nikkei.co.jp)
(依頼有り)


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