08/06/19 00:15:25
名古屋市交通局がまとめた2007年度決算見込みで、バスは2年連続で経常黒字、地下鉄は赤字を16億円まで縮小したことが分かった。
06年度から全職員の給与カットなど大胆な経営改革をスタートさせたが、改革2年目の収支も乗客の伸びが支えた。
バスの収入は06年度比0・9%増の236億円、支出は同1・1%減の227億円。黒字は倍増の9億円。
全線利用できる定期券や市バスと地下鉄共通の週末用1日乗車券「ドニチエコきっぷ」の売り上げが好調で、
乗客は1日当たり31万人と、14年ぶりに増加した。営業所の管理を民間委託し支出も減らした。
地下鉄の収入は同1・1%増の826億円、支出は同2・2%減の842億円。06年度に25年ぶりに50億円を下回った赤字は、
06年度よりさらに30億円近く減らした。
08年度も乗客の伸びに期待し、バス、地下鉄ともに黒字を見込む。両事業とも黒字は40年ぶりとなる。
ただ、累積赤字は依然膨大で、バスは542億円、地下鉄は3204億円。
□ソース(中日新聞)
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