08/06/11 21:52:04
町村信孝官房長官の11日午後の記者会見では、
秋葉原無差別殺傷事件の背景と、「派遣労働」の不安定さとの関連が語られた。
【秋葉原無差別殺傷事件】
--本日朝、秋葉原における無差別殺傷事件に関する関係閣僚会合が行われたが、議論の中身と、今後の議論の進め方は
「まだ必ずしも事件の詳細な事実、あるいは背景などがはっきりしていたわけではございませんが、
一定程度、わかってきたところから、こうした忌まわしい事件の再発を防止するには今後どうしたらいいだろうかと、
いうことで関係閣僚、総務、法務、文科、厚労、経産、国家公安委員長、そして岸田大臣、
ということでお集まりをいただいたわけでございます。
泉国家公安委員長から事案の概要説明があり、
あと、各大臣から、必ずしも自分の所管にこだわらずにですね、ご発言をいただきました。
1つは、刃物の所持規制のあり方。これでいいのかどうか。
あるいは、刃物の販売時の身分確認というのをもう少ししっかりやったほうがいいのではないか、というご意見もありましたし。
また、ネットでですね、こうした犯行予告が行われていたわけでございますけれども、
こうした…どういうんでしょうか、有害情報といいましょうかですねえ、
こういうものを、発見した場合には一刻も早く、警察のほうに連絡をしてくださいと、いうことをですね、
電気通信事業者団体にお願いをしたということのようであります」
「ただ、電気通信事業者団体も入っていないような、非常にローカルな、小さい企業もたくさんあるそうでございまして、
そうしたこと、それらも含めてですね、全事業者に要請をしてもらうように、
既に一部はしてありますけれども、全事業者に要請してもらうおうということ。
あるいは、こうした特定のなんていうんでしょうかね、
殺人とか人を殺すとか、自殺をするとかですね、そういう言葉をですね、ネット上で検知して、
そしてすぐそれをどっかに連絡してですね、技術的にそういう対応ができるという仕組みがあるのかないのか。
そうした技術開発もやるべきではないだろうかとかですね、そうした話。
あるいは、これらはとりあえずどうするかという話になるんですけどね、
もう少し長い目で見たときに、どういうことが対策としてあり得るんだろうかと」
「例えば派遣労働者であった、派遣社員であったと。
非常に身分が不安定であるが、本人の精神的な不安定を呼んだ、というような解説も一部にはあるもんですから、
派遣労働者への今の規制のあり方というのはほんとに今のままでいいのかどうか、ということも考えてみる必要がある。
それだけ常用雇用を増やしていくという方向でですね、まあ見直していくといいましょうか、そういうこともあるのかもしれませんし。
また、かつて、学校でも殺人事件があったりしますので、
命を大切にする教育、心の教育というものを改めて見直してみるとか、
あるいは情報の使い方、情報リテラシーという言葉がありますが、そうした教育もですね、しっかりする必要があるのではないか、
などなど、大変有益な意見交換ができたと思っております」
>>2に続く
ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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