08/06/11 21:52:35
>>1の続き
--対策はまとめるメドは
「別にいついつまでに、何か、なんとか対策といってまとめるという予定はございませんけれども、
随時、それぞれの省庁が、対策がまとまり次第、実行に移してもらうということかなあと思いますが、
どこかの時点でまとめてみるというのも一案かもしれません。それを今決めているわけでありません」
--派遣労働の話は、閣僚のなかでも今回の事件は原因の1つにそうした派遣労働の身分がある、という認識が強かったということか
「担当である(舛添要一)厚生労働大臣が、…それじゃあ派遣労働者がみんなそういう罪を犯すのかと、
別にそんなことはないわけでありますけれども、
まじめに働いている派遣労働者の方が、もうほぼすべてであることは間違いないことですよ?
もしかしてそのことが、身分上の不安定さというものがそうした残虐な犯行に駆り立てたということであるならばですね、
まあもちろんほかの理由もいろいろあると思います。
常用雇用者のほうがやっぱり生活の安定というものがあるし、
そうすると、お子さんをつくる割合がですね、同じ年齢の人で比べると、やっぱり常用雇用者の方のほうが多いんですね。
そうするとやっぱり生活の安定というものがあるから家計も安定し、そこでお子さんをつくる、というような面もありますから。
まあ犯罪対策のために、というのはちょっと、それだけの理由で常用雇用というのはいかにも論理の飛躍があると思いますが、
しかし1つの、背景といっちゃうとあれですが、1つの理由にはなるかもしれませんですね。
そういう問題意識をもって考えてみる、ということもあり得るのかもしれません」
--労働市場の規制緩和は小泉改革の柱のかなり大きな部分の1つ。
負の側面が強まっているという認識を福田内閣ではもっているのかどうか
「ちょっとそこまでいっぺんにね、論理を飛躍させるのはこの1つの事件の1つの背景でですね、
『かもしれない』ことをですね、いっぺんに福田内閣の、改革のうんぬんというところまで論理を飛躍するつもりはありません」
--ナイフの規制についてはどういう意見があったのか。一定の方向性が出たのか。
「まあナイフといってもですね、千差万別、たくさんあるんですね。
だから、ダガーナイフといえばこういうものと決まってればともかくですね、
短いのもあれば長いのもあれば、ギザギザがあったりなかったりとか、よく僕も詳しく分かりませんけれども、
ホントにいろんな種類があるようでありますから、それをうまくくくって、
法制的にですね、うまく、どういうんですか、書くことがうまくね、できるのかどうか。
まあその辺は検討してみないと、ちょっと今、直ちに、法令の改正を行う方向でと言い切れるかどうか、ちょっと私もよく分かりません。
もう少し検討してみる必要があるんだろうと思います」
>>3に続く