08/06/07 23:50:52
名古屋市に本社を置く民放5社の2008年3月期業績が6日、出そろった。昨年後半からの
景気減速を受けて広告出稿が減少、東海テレビ放送を除く4社で純利益が2ケタ減となった。
デジタル化投資などに伴う減価償却費の増加も利益を圧迫した。広告費の抑制傾向は
続いており、09年3月期についても厳しい見方が相次いでいる。
全社で番組間に放送するCMの販売収入(スポット収入)が減少、利幅の大きい同収入の
減少が利益を押し下げた。業種別では「自動車や金融の落ち込みが大きかった」(テレビ愛知)。
中京テレビ放送は保有株の値下がりに伴う損失も響いた。
東海テレビは好調な視聴率を背景にスポット収入の落ち込みが軽微で、ミュージカル
「アイーダ」など文化関連事業も堅調。社宅売却により特別利益も計上した。
09年3月期は中部日本放送(CBC)が減収減益の見通し。他社は業績予想を公表していないが、
「足元のスポット収入はさらに落ち込んでいる」(中京テレビ)など厳しい見方が多い。
▽News Source NIKKEI NET 2008年06月07日
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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