08/06/05 12:38:15
阪急阪神ホールディングス(大阪市)の角和夫社長は四日、神戸市から経営権を譲り受ける
神戸高速鉄道について、運賃の引き下げを検討する方針を明らかにした。
また、社員の雇用については完全確保する方向で市と協議しているという。
角社長は、神戸高速の運賃について「輸送人員が減っている中、現状の運賃でいいとは思って
いない。阪急阪神グループのノウハウで経営の効率化を進め、運賃は引き下げたい」とした。
神戸高速は社員数約百九十人。
阪急や阪神と山陽電鉄、神戸電鉄の路線を接続する総延長十六・五キロの軌道と六駅などを保有
・管理する。旅客用の車両は持たず、社員は運転手などの乗務をしていないが、角社長は
「(譲り受け後も)雇用は守る。神戸高速の若い社員にとっては運転手や車掌となる道も開ける」
と話した。
また、阪急阪神グループは現在、神戸高速の株式を19・9%保有するが、来春までに51%へ
引き上げるという。筆頭株主の神戸市は現在40%を保有しているが、すべては引き取らない。
また、譲り受け後、重複する業務はグループ内で統合するが、神戸高速は子会社として存続させる方針。
◎阪急阪神ホールディングス [証券コード/9042]
URLリンク(holdings.hankyu-hanshin.co.jp)
◎神戸高速鉄道
URLリンク(www.kobe-kousoku.jp)
◎ソース 神戸新聞
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)