08/06/05 07:36:41
食品スーパーが総菜事業を本格拡大する。オークワとバローは総菜加工の新工場を建設し、
自社店舗への供給能力を拡大。いなげや、エコスは売り場を2倍に広げる。食の安全志向の
高まりや高齢者向け需要の拡大などで、総菜市場は年8兆円規模に達する。各社の収益悪化に
つながりかねない加工食品などの値上げが相次ぐ中、利幅の大きい総菜販売をテコ入れし、
収益基盤を広げる。
関西地盤のオークワは24億円を投じて和歌山市内に新工場を建設する。8月に稼働を始め、
地場食材を使った洋食など人気メニューを増やして全138店に供給する。自社工場からの
出荷額を2009年度に46億円と07年度比約2.4倍に引き上げる。
東海・北陸地盤のバローは09年秋にも北陸地区初となる総菜工場を福井市に建設する。
投資額は13億円。生産能力は年間1600トンで、バロー全体の総菜生産能力は約3割増える。
岐阜県の工場から北陸地区の店舗へ配送しているサラダや弁当の生産を順次、新工場に移管する。
「阪急オアシス」などを展開するエイチ・ツー・オーリテイリングは17億円を投じて大阪府
池田市に年内に新工場を建設。約1割の総菜内製比率を4割に高め、他社との差異化を進める。
▽News Source NIKKEI NET 2008年06月05日
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▽オークワ 株価 [適時開示速報]
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▽バロー 株価 [適時開示速報]
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