08/06/04 07:11:40
【ニューヨーク=丸石伸一】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、小型トラックや
スポーツ用多目的車(SUV)を生産する北米の4工場を10年までに閉鎖すると発表した。
ガソリン高で大型車の販売不振が続いているため、生産を縮小して収益力の回復を目指す。
GMは5月29日、米国内の工場労働者の4分の1にあたる約1万9000人を削減すると発表。
今回の工場閉鎖はこの追加リストラ策の一環だ。
閉鎖する工場は米国のオハイオ、ウィスコンシン両州の計2工場とカナダ、メキシコの各工場。
それぞれがピックアップトラックなどの大型車を生産している。今後、すぐに生産の中止を
計画している工場もある。GMは一連の対策で、10年までに10億ドル超(約1050億円)の経費削減を
見込む。
大型車の生産縮小の一方で、中・小型車事業を強化する方針も打ち出した。販売が好調な
車種の生産を強化するほか、新型車や電気自動車の開発にも力を入れるという。
GMは07年12月期決算で、過去最大の当期赤字387億ドル(約4兆600億円)を計上。その後も
北米の販売不振など業績悪化に歯止めがかからず、今年1~3月期も3四半期連続の当期赤字に
落ち込んでいた。
▽News Source asahi.com 2008年06月04日01時25分
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▽ゼネラル・モーターズ(GM)
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