【自動車関連】日本の御家芸に大誤算 簡易型カーナビの猛威( (東洋経済オンライン)[08/05/30]at BIZPLUS
【自動車関連】日本の御家芸に大誤算 簡易型カーナビの猛威( (東洋経済オンライン)[08/05/30] - 暇つぶし2ch816:名刺は切らしておりまして
08/06/04 13:00:28 /7zZu0hB
セイコーが1969年にクオーツ時計を発明し、
以後約20年は、セイコーとシチズンの日本メーカーが
世界を席巻した。クオーツショックによってヨーロッパメーカーは
大打撃を受け、日本の2社を中心に時計業界は再編されるとさえ言われた。

ところが中国が、数百円のシチズンのクオーツモジュールを使って安い時計を作るようになり、
ヨーロッパは同じモジュールを使って高級ブランド時計を繰り出し、
数百万の機械式時計も磨きをかけて復活した。

中途半端な価格帯のセイコーとシチズンは売れなくなった。
シチズンは部品屋として生き残る道を選び、セイコーは
「アルバ」というローエンド・ブランドで中国に対抗したが失敗。
スイスと中国のはざまで、日本の時計メーカーは世界市場から消えたも同然となった。
今年4月の国際時計見本市ジュネーブサロンでは、かつて会場の真ん中に
君臨していたセイコーは隅っこに追いやられて、まったく存在感がなかった。

セイコーは時計は精度とコストの勝負だと考えた。
しかし精度技術はみんなに安く使われてしまい、コストは中国が支配するようになった。
ヨーロッパは、時計は装飾品でありファッションでありブランドであると考えた。

セイコーが失速した最大の原因は、世界市場を理解し適切な戦略を描ける
グローバルな人材が欠如していたことだ。

スイス高級時計会社タグ・ホイヤーのジャック・ホイヤー名誉会長に
「もしセイコー再生を頼まれたらどうするか」と質問したら
「ブランドを維持するためには1人のプロデューサーがいればよい。
ところが、それをセイコーは組織でやろうとする。
高級ブランドのマーケティングに熟知しているプロデューサーを1人雇って
全部任せれば復活する」と答えた


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