08/06/01 23:40:50
米サウスカロライナ州マートルビーチ??レッド・ツェッペリンのヒット曲に乗って走る
ジェットコースター、クイーンのサウンドが流れる花火ショー??。米サウスカロライナ州の
リゾート地、マートルビーチにこのほど、ロック音楽のテーマパーク「ハード・ロック・パーク」
が誕生した。
同パークは、56万㎡の敷地に40以上の乗り物やアトラクションを配置した施設。
世界各地でロックをテーマにしたレストラン「ハード・ロック・カフェ」を展開する
米ハード・ロック社が、初めてテーマパーク業界に進出した420億円規模のプロジェクトだ。
今年4月に「サウンド・チェック」と称して仮オープンし、6月2-3日のグランド・オープニング
ではイーグルス、ムーディー・ブルースのコンサートを予定している。
同社のスティーブン・グッドウィンCEO(最高経営責任者)は「これまでにないテーマパークを、
と考えた。音楽なら子どもから中高年まで、多くの人の心に訴えることができる」と話す。
パークのシンボルは、ハード・ロック・カフェでおなじみの巨大ギター。目玉のひとつ
となる「レッド・ツェッペリン・ライド」では、大音量で流れる「胸いっぱいの愛を」の
クライマックスに合わせて、銀色に輝くコースターが地上47mの高さから急降下する。
イーグルスの「駆け足の人生」、ムーディー・ブルースの「サテンの夜」をモチーフにした
乗り物もある。園内にそびえる「自由の女神」の模型はトーチの代わりにジッポーのライターを
掲げ、毎晩打ち上げられる花火のBGMはクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」。
60-90年代の音楽に合わせた水上ショー「マリブ・ビーチ・パーティー」など、園内各所で
ライブショーも繰り広げられる。
遊園地関係の国際協会、IAAPAによれば、米国内には約400カ所の遊園地やテーマパークが
あるが、大規模な施設が新たに建設されたのは約10年ぶり。ハード・ロック社では1日3万人、
年間300万人前後の来場を見込んでいるものの、「米国内のテーマパークはすでに飽和状態に
ある。経済の低迷も考えると、目標達成は難しいのでは」(業界コンサルタント、
デニス・スピーゲル氏)との指摘もある。
▽News Source CNN.co.jp 2008年6月1日20時03分
URLリンク(www.cnn.co.jp)
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「ボヘミアン・ラプソディ」がBGMの花火ショー