08/05/30 11:45:45
ソースは
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あるところに、とても無責任な人がいた。彼はペットショップでザリガニ、金魚、
メダカを買ったが、水槽を3つ買うおカネはなかったので、1つだけ買うことにした。
そして家に帰り、同じ水槽に生き物たちを放した。そしてその後、水も替えなければ
エサもやらなかった。さて、その3日後。水槽の中では何が起きていただろうか--。
もちろん、水槽の中は死骸でいっぱいだ。生き残ったペットたちも、よどんだ水の中では
あとどのくらい生きられるかわかったものではない。それにも似た状態が今、あちこちの
企業で起こっている。
東京ユニオンの執行委員長 渡辺秀雄さんからこんな話を聞いた。
「今、増えているのが派遣社員からの相談です。職種はさまざまですね。経理、事務、
研究職、CADオペレーター……。みんな『体調を崩したので派遣先を辞めたい』と
言うんだけど、よく聞くとほぼ100%がメンタル面の不調。働き始めてから1週間くらい
しかたっていない、なんていう人もたくさんいる。
どっちを見ても“毎日が五月病”状態だね。はっきり言って、異常な事態ですよ」
「相談件数が一気に増えたのは、派遣法が改正された99年頃からだ」と渡辺さん。この年、
派遣の対象業務は26の専門的派遣だけでなく、原則的に自由化された。そのせいで正社員の
かわりに派遣社員を大量に採用する企業が急増している。就職氷河期が終わり、売り手市場に
なってからもその勢いはとまっていない。厚生労働省の調べによると、2007年度に労働局へ
よせられた職場のいじめに関する相談約2万8000件うち、2万7000件が非正規社員からの
相談だったという。
-続きます-