08/05/29 14:57:48
東芝は29日、現行のDVDソフトの映像を高画質で楽しめるDVDプレーヤーを年内に発売する方針を
明らかにした。
高画質DVDの規格争いでソニーなどの「ブルーレイディスク」に敗れた東芝は、3月に撤退した
「HD DVD」に代わる戦略商品と位置づけ、巻き返しを図る。
映像ソフトの画質は、現行DVDの約35万画素に対し、ブルーレイなどのハイビジョン映像は約200万
画素と、現行DVDの約6倍も密度が高く、鮮明な映像が楽しめる。
東芝は、現行DVDソフトの映像を、瞬時に高画質映像に変換できる新型LSIを開発した。これを使って、
現行DVDからハイビジョン並みの映像を作り出すことに成功したという。
東芝は、西田厚聡社長がブルーレイ対応機は発売しない考えを表明している。現行のDVDプレーヤーに
新型LSIを搭載した新型機を、ブルーレイのプレーヤーより安い価格帯で販売する方針だ。
後発のブルーレイよりも圧倒的に豊富な現行DVDのソフトを高画質で見ることができる点をアピールしていく。
高画質DVDの規格を巡っては2002年以降、東芝が主導する「HD DVD」と、ソニーなどが推進する
ブルーレイの2陣営が世界標準を争った。
ソース:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)