08/05/29 12:37:30
[1/2]
財団法人日本産業デザイン振興会は5月28日、NTTレゾナントと共同で実施した
「デザインに関する意識調査」の結果を発表した。
第2回となる今回は、「企業のデザイン力」という視点で、
生活者が「デザイン力がある」と考えている企業のランキング調査を実施した。
まず、何の与件もない状態で、知っている企業名やブランドなどを思い出して回答して
もらう「純粋想起」という方法により、デザイン力があると思う企業名を3つまで
自由に記述してもらったところ、1位がソニーで275人、2位はアップルで219人、
3位がトヨタ自動車で114人となった。
次に、回答の手助けとなる選択肢などを先に与えて回答してもらう「助成想起」という
方法によって、国内外の企業127社の社名を五十音順で先に例示し、デザイン力があると
思う企業を上から順に5つ選んでもらい、1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、
5位を1点として集計したところ、1位がアップルで1397ポイント、
2位がソニーで1385ポイント、3位がトヨタ自動車で758ポイントという結果となった。
トップ3以外を業界別にみると、
クルマ業界では日産自動車(純粋想起:6位、助成想起:16位)、
家電業界ではシャープ(同4位、同8位)と松下電器産業(同5位、同12位)、
生活関連業界では良品計画(同14位、同4位)と資生堂(同6位、同10位)、
食品業界ではコカ・コーラ(同10位、同6位)、
携帯キャリアではSoftBank(同9位、同11位)とKDDI(同13位、同9位)、
アミューズメント・スポーツ業界ではオリエンタルランド(同20位、同5位)と
ナイキ(同19位、同7位)が、いずれかの設問においてベスト10に入っている。
これらの企業は、生活者にとって身近で幅広い支持を受け、ブランド力もある企業だが、
いずれもデザイン力がブランドロイヤリティや企業価値の向上に大きく寄与していると
推測される。
続きます。ソースは
URLリンク(japan.cnet.com)