【電機】日本の太陽電池メーカーが、海外に攻勢…欧米・中国に対抗 [08/05/28]at BIZPLUS
【電機】日本の太陽電池メーカーが、海外に攻勢…欧米・中国に対抗 [08/05/28] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/05/28 16:56:53
日本の太陽電池メーカーが、海外に攻勢をかけている。
住宅向けの国の補助金が2005年度末に廃止されて伸び悩む日本市場に対し、
欧州などは、太陽電池で起こした電力を高値で買い取る制度が設けられ、市場が急成長しているためだ。

欧米、中国メーカーとの競争は激しく、現地生産の拡大、電力会社との提携などで競り勝つ戦略だ。

シャープは5月中旬、イタリアの電力最大手、エネル社と、太陽光発電事業での提携に基本合意した。
「薄膜型」と呼ばれる新型電池を使った太陽光発電所を11年末までにイタリアに複数設ける。
発電能力は日本の一般家庭約4万世帯分に相当する約160メガ・ワット(メガは100万)となる見通しだ。

シャープはエネル社と共同で薄膜型の太陽電池パネル工場建設も検討する。
薄膜型の生産能力を07年11月時点の年15メガ・ワットから、将来は6000メガ・ワットへと
大幅に引き上げるという。

シャープ製の薄膜型は、シリコンの使用量を現在主流の「多結晶」の100分の1に抑えられる。
シリコン価格の上昇で原料の調達難が課題となっているため、他メーカーも薄膜型の開発を進めている。

三洋電機は、ハンガリーの太陽電池工場で、エネルギーの変換効率が高い「HIT」と呼ぶタイプの
電池の組み立て能力を2・6倍に高めた。
さらに、実用化を進めている薄膜型の生産開始を、予定の12年度より前倒しする。
HITと薄膜型を合わせた国内外での生産能力を20年度に4000メガ・ワットに高める方針だ。

京セラも、海外生産の拡大に動いている。日本のほか、メキシコ、チェコ、中国の3か所に工場があり、
生産量(現在年210メガ・ワット)を、08年度に300メガ・ワット、10年度には500メガ・ワットに引き上げる。
07年9月にできたスペインの太陽光発電所に太陽電池パネルを供給するなど、販売も強化している。

07年の生産量で、7年連続首位のシャープが2位に転落、独メーカーがトップになるなど、
海外メーカーは勢いづいている。電機メーカーにとって、太陽電池は大きな成長が見込めるビジネスだ。
海外市場の攻略はその成否を握る。
現地生産の強化でコストを抑え、価格競争力を高められるかどうかが焦点となりそうだ。

ソース
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)


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