08/05/26 10:12:53
俺たちの経験値を買ってくれるらしい。
総合人材サービスを展開するパソナグループが「シニア派遣」に動いた。
50歳を超えてからも、好きなペースで働けるとなれば、早期定年退職や起業、趣味暮らし、
里帰りなどの選択肢が広がりそうだ。
主に人材派遣サービスを手掛けるパソナが関西でシニア人材の派遣・紹介事業を始めた。
人材派遣大手が関西でシニア派遣を本格展開するのは、パソナが初めてだ。
大阪に専門の「シニア派遣チーム」を発足させ、シニア人材の派遣や紹介予定派遣、人材紹介を
本格的にスタートさせた。対象者は主に55歳以上。初年度は新規登録者1000人を目標に据えている。
派遣先での仕事は様々になりそうだが、銀行・証券会社の事務系職場で、
経理やクレーム対応などに当たるような仕事や、技術系職場でノウハウを生かせるような仕事が考えられる。
パソナは「シニア人材活用セミナー」を5月13日、大阪市内で開いた。
企業の人事担当者向けに、シニア人材の活かし方をはじめ、具体的なシニア人材の活用事例や、
シニア人材が活躍しやすい職場づくりなどを解説した。
シニア人材の派遣・紹介を進めるに当たって、まず受け入れ側の企業にシニア人材の価値を
理解してもらうアプローチだ。
団塊世代の大量退職に伴う働き手の「濃さ」「厚み」のダウンは一般に考えられている以上に深刻だ。
その分、企業が技能・経験の豊富なシニアワーカーに期待を掛ける可能性は大きくなっているとも言える。
シニア人材が持つ知識・経験などの能力をコアに据えた新ビジネスの立ち上げも有望だろう。
一方、公的年金の支給開始年齢の引き上げや、年金制度への不信などを背景に、
就業を望むシニアの働き手は増えると予想される。
同時に、「週2、3日だけ働きたい」「年金が減額されない範囲で働きたい」「趣味をしながら働きたい」など、
非フルタイム型の就業観を持つ人も増えつつある。
技術伝承やノウハウ維持などを、働く動機の1つに持つ人もいて、望むライフ&ワークスタイルに
合わせて働ける「派遣」へのニーズは高まる傾向にある。(以下略)
ソース
URLリンク(waga.nikkei.co.jp)