【地域開発】露天掘り7炭鉱フル稼働、原油高騰「小さな特需」…北海道[08/05/18]at BIZPLUS
【地域開発】露天掘り7炭鉱フル稼働、原油高騰「小さな特需」…北海道[08/05/18] - 暇つぶし2ch1:依頼746@かくしおまコンφ ★
08/05/18 19:37:44 BE:1106644649-2BP(3094)
★ニュースワイド:露天掘り7炭鉱フル稼働 原油高騰「小さな特需」 /北海道

 原油や海外炭の価格高騰で注目を集め始めた道内の石炭。最大ユーザーの北海道電力から
増産要請を受けた採掘業者7社の露天掘り炭鉱はフル稼働の状態で、新たな鉱区の開発に
着手する業者も出てきた。ただ、「かつての活況再び」とはなかなかいきそうもない。将来の
国内炭需要がさらに伸びる見通しは薄く、各社も採炭規模の大幅な拡大には慎重だ。大規模な
坑内掘り炭鉱が軒並み閉山した後、細々と採炭を続けてきた露天掘り炭鉱に訪れた「小さな特需」を
報告する。【仲田力行】

 ■久しぶりの活況

 美唄市盤の沢の北菱美唄炭砿。三菱マテリアルの子会社「北菱産業埠頭」(札幌市)が06年9月から
手がける露天掘りの新鉱区では約50ヘクタールの丘陵地が頂上から約60メートルの深さまで掘られ、
その断面に厚さ60センチ~2メートル程度の黒い帯が5本見える。かつて「黒いダイヤ」と呼ばれた
石炭の層だ。

 「石炭層はそれほど厚くない」と同社の加藤忠俊・炭砿長代理は説明する。石炭1トンを採掘するのに
10立方メートルの土砂を取り除かなければいけない。土砂を運ぶダンプカーがひっきりなしに鉱区を
往復している。地中に坑道を掘って分厚い石炭層から大量に採炭する坑内掘りとの規模の違いは
歴然としている。

 同社の前身「北菱産業」は73年に坑内掘りから撤退。北菱美唄炭砿で露天掘りを続けていたが、
05年に北電からの受注が止まり採炭を一時休止。撤退まで検討していたところへ原油高騰による特需が
舞い込んだ。06年度は3万トンだった採炭量が07年度は北電からの受注増で10万トンに急増。
うち7万トンは北電、3万トンは王子製紙関連会社の製紙工場(江別市)に出荷している。

 北菱産業埠頭や、同じ美唄市で露天掘りをしている北海道三鉱石油はさらなる新鉱区開発も検討中。
加藤さんは「石ばかり掘っても仕方ない。石炭を掘ってなんぼですよ」と久しぶりの活況を喜ぶ。

 ■細々と130万トン

 ただ、道内で年間2000万トン以上を生産した60年代のピークには遠く及ばない。当時90カ所にあった
坑内掘り炭鉱は今、釧路市の「釧路コールマイン」1社に減り、ほかに7社が空知地方を中心に露天掘りを
続ける。国内で石炭を生産しているのはこの道内8社のみ。国内の石炭生産量は02年度以降、年間
130万トン前後の横ばいで推移し、07年度は132万トンで06年度より1万トン減らした。露天掘り7社は
06年度の計59万トンから07年度71万トンへ伸びたが、最大手の釧路コールマインが生産量を落とした。

>>2-5につづく)

ソース:毎日新聞 2008年5月18日 地方版
URLリンク(mainichi.jp)


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