08/05/18 19:25:03
●「スタバ」オープン ８月、東三河で初
活性化が課題の豊橋駅周辺で、新しい「顔」が動き出す。
豊橋鉄道が移転工事を進める渥美線新豊橋駅ビルでは、１階の駅部分が６月５日から供用される。
また大手コーヒーチェーンの「スターバックス」が、８月に進出する見通しになった。
駅前で建設中の複合商業施設「ココラフロント」の１階に入る予定で、東三河地域では初出店になる。
新たな施設が集客の核になるか注目されそうだ。
スタバの新店は、営業時間などを検討中で、床面積１００平方メートル強、数十席と、
スタバでは中規模になる見込み。喫茶店文化の強い県内でも、特にモーニングサービス発祥の地と
いわれる豊橋で、浸透をめざす。
スタバは現在、全国に約８００店、県内では四十数店を展開している。
三河地域では豊田市などに進出済みだが、豊橋市は人口３０万人規模以上の中核都市としては、
全国でも数少ない「空白地」だった。
地元では、地域情報を交換するネット上の掲示板でも盛り上がるなど、待望の声がかねてあった。
長野県ではスバタ誘致のため市民が署名活動を展開した逸話もある。
鳥取など一部の県はいまも未進出という。
チェーンを展開するスターバックスコーヒージャパン（東京）の担当者は
「地元の市場動向を見ながら進出を検討していたが、駅前の再開発に連動して出店の話をいただき、
当社の計画とマッチした」としている。今後の周辺での展開は、ニーズをみながら検討するという。
「ココラフロント」は、中部ガスなどでつくるサーラグループのサーラコーポレーション（豊橋市）が、
駅前再開発の一環として「豊橋西武」の跡地に建設中。地上１６階建てのビルなどからなる。
商業施設が８月に、ホテルが９月に開業する予定。オフィスなども入る。
●豊鉄新駅 来月から
豊鉄の新豊橋駅は従来、線路が１本だったのが、新駅ではプラットホームをはさむ２本に増え、
電車がほぼ常時、どちらかにいるようになる。
あわせて、６月５日から渥美線のダイヤを改定。同駅の発車時間を毎時０、１５、３０、４５分に設定し、
覚えてもらいやすいようにする。夜間の列車増発や終電の繰り下げなども実施。
運行本数は今より２本多い１４４本になる。
新ビルは延べ床面積約１千平方メートル。２、３階部分は商業施設で、豊橋市が整備する
歩行者デッキに合わせ、今秋の完成・開業を予定している。
ソース
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