08/05/12 14:00:20
女医さんの取材をして、いじめのような発言が横行していると知り、少々あきれ気味だ。
ある女医さんは妊娠を報告したら、上司の男性医師から
「産休なんてない。給料ドロボーはさっさとやめろ」と罵詈(ばり)雑言を投げつけられたという。
妊娠した研修医は、上司から「仕事をナメている」といわれ、研修を取り消されそうになった。
抗議したら撤回されたが、上司は希望する科の、自身が子育て経験もある女医だったので、
研修医は「人間不信になりました」という。
ある名だたる大学医局では、女性医師は10年たったら肩たたきにあい、転科させられるという。
最近、人事異動を拒んだ女医さんは夜な夜な嫌がらせの電話を受け、
「『いうことを聞かなければ、県内で働けなくしてやる』と言われました」という。
つきあっていた男性医師から「結婚するなら、楽な科にうつってくれ」といわれた外科の女医さんもいた。
患者の暴言もある。
外科の女医さんは「女医なんてあてにならん。男の医者にかえてくれ」といわれた。
「外科イコール男」という先入観があるためか、日常茶飯事らしい。
ある女医さんは「育児支援もいいけれど、グチを言う場所がほしいのよね」。
かくして、取材の場は即席のカウンセリングルームと化したのであった。
ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)