【資格】視覚障害者の“仕事”に打撃--無資格マッサージ横行も資格規定あいまいで摘発難 [05/11]at BIZPLUS
【資格】視覚障害者の“仕事”に打撃--無資格マッサージ横行も資格規定あいまいで摘発難 [05/11] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
08/05/11 01:29:42
「ボディケア」「リフレクソロジー」などをうたった無資格マッサージ店が横行し、
マッサージ師として生計を立ててきた視覚障害者の暮らしを圧迫している。
視覚障害者団体などは「無資格業者の取り締まりを厳しくしてほしい」と厚労省などに
要望しているが、法律上の「マッサージ行為」の規定があいまいなこともあり、
無資格店の増加を食い止められないのが実情だ。

「ここまで仕事がないとは」。
2年前に埼玉県朝霞市で治療院を開業した柏木日出男さん(57)は、一向に鳴らない電話を
前にうなった。高校時代に右目の網膜が剥離(はくり)し、左目の視力も次第に低下。
長年勤めた電器メーカーを退職し、意を決して盲学校に入学したのは6年前。
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格を取ったが、就職した治療院の給料は、
時給換算で750円程度。近隣の福祉施設への出向などニーズを見込んで自宅開業に踏み切ったが、
訪れる客はほとんどなかった。「無資格店がどんどん増えている。とても食べていけない」
と柏木さん。今は資格にこだわらず、教育施設などへの就職活動をしている。

東武東上線沿いで治療院を開く間持寿さん(42)も、「周囲を見渡しただけで数十店の
無資格店がある。きちんと取り締まってほしい」と話す一方、「無資格がこれだけ大多数を
占めると、取り締まりは難しいだろう」と半ばあきらめ顔だ。

あん摩マッサージ指圧師の資格は通常、盲学校や専門学校などで学んだ後、国家試験に合格すれば
取得できる。無資格者のマッサージ行為は法律で禁じられているが、「マッサージ行為」の規定は
あいまいで、厚労省医事課の担当者も「健康を害する恐れが強い施術を行った場合などでないと、
ただちに摘発するのは難しい」と話す。

一方、就職面でも、視覚障害者にとっては厳しい状況が続いている。厚労省は視覚障害者団体
などの陳情を受け、平成18年から視覚障害者の就職状況調査を開始。19年4~12月の
就職率は67%だったが、「契約社員など不安定な雇用形態も増えており、依然として厳しい
状況」(障害者雇用対策課)とみている。

埼玉県立盲学校(川越市)で進路指導を担当する乗松利幸教諭(49)は、「就職率自体が激減
しているわけではないが、雇用の質が下がっている」と話す。

近年の“癒やしブーム”の影響で、マッサージ師の求人は増加傾向にあり、都内の職業安定所に
寄せられるものだけでも200件近い。だが、このうち視覚障害者を対象に含むものは10件程度
で、障害者は一般向けの求人に応募しているのが現状だ。また、一般の有資格者自体も増えている
ため、「視覚障害者は待遇が悪くても選ばざるをえず、結果として開業するが、それも立ち行か
なくなるという悪循環に陥る」(乗松教諭)という。

「視覚障害者にとって、マッサージやはり、きゅうは生きるための最後のとりで。厚労省に何とか
してほしい」と乗松教諭。視覚障害者の経済的自立のため、対策が求められている。

◎ソース MSN産経
URLリンク(sankei.jp.msn.com)




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