08/05/02 23:51:13
パチンコ店の全国組織「全日本遊技事業協同組合連合会」(全日遊連、加盟約1万2000店)は
1日までに、7月に開かれる北海道洞爺湖サミット前後の約1カ月間、新台設置など
台の入れ替えを自粛することを決めた。
全日遊連によると、設置検査に立ち会う警察の業務を減らすことで、警察がサミットの警備要員を
十分確保できるよう“側面支援”するのが目的。
サミットでは環境が主テーマとなることから、産業廃棄物の排出を抑制する狙いもあるという。
開催地の北海道では6月5日から7月21日まで自粛。
道外ではこの期間内で「1カ月以上」を前提に、各都府県組合が地域の実情に応じて期間を設定する。
北海道で最大規模の札幌・中央署によると、パチンコ、パチスロ台の配置換えや新台設置には
警察官の立ち会いが必要で、1カ月に15回立ち会う店もあるほど。
サミット警備には全国で数万人の警察官が動員される見通しで「自粛は大変助かる」(同署)
と歓迎している。
ただ、店側にとって台の入れ替えは大きなイベントとなっており、集客効果も高い。
経費の節減にもなるため「息抜きになる」と歓迎する声もあるが、ある道内大手チェーンは
「業界全体の客離れが心配だ」と気をもんでいる。
ソース
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