08/04/27 18:45:22 BE:883699586-2BP(224)
サムスン電子、ソニー S-LCDにおける第8世代第2生産ライン新設を決定
サムスン電子株式会社(以下、サムスン電子)とソニー株式会社(以下、ソニー)は、本日、
両社の合弁会社であるS-LCD株式会社(以下、S-LCD)において、第8世代アモルファス
TFT液晶生産の新たな生産ライン(以下、8-2ライン)を敷設する旨の契約を締結いたしました。
S-LCDは、2004年4月に設立され、2005年4月より第7世代生産ライン、また2007年
8月より第8世代生産ラインでの生産を開始し、TFT液晶パネルをサムスン電子とソニーに
供給しております。
今回の第8世代生産ラインの拡大は、世界市場における液晶テレビの需要増にサムスン電子
およびソニーが対応するためのものです。投資額は、約2,000億円(約19億米ドル、
約1.8兆ウォン)で、S-LCDからの投資となります。
8-2ラインは韓国のタンジョンコンプレックス内に敷設され、2009年第2四半期(4月~6月)
中の生産開始を目指します。稼動開始当初の生産規模は月産60,000枚(ガラス基板投入
ベース)、ガラス基板サイズは2,200×2,500ミリメートルを予定しています。
現在稼働中の第7世代および第8世代ラインに加え、新設の8-2ラインが追加されることで、
S-LCDは、サムスン電子およびソニーへのより安定した効率の良い大型サイズの
液晶パネルのサプライヤーとなります。
【S-LCD株式会社 生産ライン概要】(2008年4月25日現在)
◇第7世代生産ライン
生産開始: 2005年4月
生産規模(現在): 100,000枚/月(*)
マザーガラスサイズ: 1,870 x 2,200ミリメートル
◇現行第8世代生産ライン
生産開始: 2007年8月
生産規模(現在): 50,000枚/月(*)
マザーガラスサイズ: 2,200 x 2,500ミリメートル
<新設第8世代ライン(8-2ライン)>
生産開始: 2009年第2四半期(4月~6月)中
生産規模(稼動開始時): 60,000枚/月(*)
マザーガラスサイズ: 2,200 x 2,500ミリメートル
(*)ガラス基板投入ベース
URLリンク(release.nikkei.co.jp)
韓国サムスン電子とソニーは25日、両社が折半出資する液晶パネル製造合弁会社の
S─LCDが液晶パネルの生産ラインを新設すると発表した。
総投資額約2000億円はS─LCDが資金負担し、2009年4─6月期中の生産開始を目指す。
世界規模での液晶テレビの需要拡大に対応するのが狙い。
新生産ラインは、「第8世代」と呼ばれるガラス基板(2.2メートル×2.5メートル)を投入する
製造ラインを採用する。稼動開始当初は月6万枚のガラス基板投入を予定している。
S─LCDはサムスンとソニーが04年4月に設立。05年4月に第7世代生産ラインでの、07年
8月から第8世代ラインでの生産をそれぞれ開始し、液晶パネルをサムスンとソニーに供給している。
URLリンク(jp.reuters.com)
(サムスン電子)URLリンク(www.samsung.com)
(ソニー)URLリンク(www.sony.co.jp)