08/05/09 05:44:40 XnDy8imj
【予想的中】 郵政民営化の先にある恐怖のシナリオ(森永 卓郎) 【予想的中】
「なぜ低金利の日本国債で運用するのか。金利の高い米国債を買うべきだ」
現在、日本国債の金利は1.5%に過ぎないが、米国債の金利は4.5%と圧倒的に高い。
しかも、ムーディーズ格付けは日本国債がシングルAであるのに対して、米国債はトリプルA
である。「金利が3倍もつき、信用度ははるかに高い。なぜ買わないのか」と理詰めで
迫られたとき、経営陣がそれを排除するのは極めて難しいのではないか。
もちろん、現時点での金利と信用度を見れば米国債を買ったほうが得だろう。しかし、
わたしのみならず、現在の米ドルをバブルだと見ている人は少なくない。このバブルが
崩壊したら、どうなるだろうか。米国債の価格は大幅に下落し、同時にドルも暴落するから、
米国債の価値は劇的に低下する。短期間で3割以上低下する可能性は十分にある。
そのとき、もし、ゆうちょ銀行やかんぽ生命が、資金の大半を米国債で運用していたら
どうなるか。その影響は半端ではない。
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
なぜでしょう?先ほど2007年と私、言いましたね。2009年からアメリカは自国の年金制度の
改革のために、1兆ドルのお金がいるということが言われています。2009年から、1兆ドル
すなわち110兆円すなわちということを言っているんです。これはアメリカの国民の年金ですよ。
年金が行き詰っていて、個人が支払いこむのと、バランスがとれなくなっているので、ここで
大改革をしなくてはもたないところまで来ているようですよ。日本の国民の年金じゃないですよ、
アメリカ国民の年金ですよ。
2009年度から6年間にかけて改革があるでしょう。アメリカはこのファイナンスをジャパンマネー
に期待すると、宣言しているんです。隠していないんですよ、アメリカは全然。日本の金を使う
ことは表面的にはたしかに陰謀でもなんでもないんです。投資への要求です。資金は国境を
越えて有利な方へ動いていくものだという考え方に基づきます。2004年9月1日日米首脳会談
でブッシュ大統領は小泉総理に、10月1日の日米財務省会談でスノウ長官が、財務大臣に、
それぞれ日本の郵政民営化に対する強い関心と期待を語っておりました。
URLリンク(www.nishiokanji.jp)