【第一次産業】信州レタスを支える中国人、カツオ漁を支えるインドネシア人--外国人に頼らざるを得ない現実 [04/20]at BIZPLUS
【第一次産業】信州レタスを支える中国人、カツオ漁を支えるインドネシア人--外国人に頼らざるを得ない現実 [04/20] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
08/04/20 02:56:36
◎ソース asahi.com
URLリンク(www.asahi.com)

大型バスから降り立った101人は、だれもかれも同じ紺色の背広に赤い野球帽をかぶっていた。
高原レタス生産量日本一を誇る長野県川上村に、4月9日から3日続けてそんな一行が到着した。
全員が中国東北部・吉林省の農民だ。今月下旬までに計615人。
これから11月まで、人口4800人の村に仮住まいし、農業研修生として信州野菜を育てる。

「お母さん、おはようございます」。到着の翌朝、レタス農家の女性(62)に、楊光さん
(23)と王凰竜さん(21)があいさつした。覚えたての日本語だ。

驚いたことに今年の2人はいきなり日本名を名乗った。「片岡と呼んでください」と楊さん。
王さんも「私は佐藤です」。中国の送り出し機関が、日本人が呼びやすいよう今年から研修生一人
ひとりに日本名をあてがったという。曲さんは谷口さんに、宋さんは新美さんになった。

研修生は1農家2人まで。楊さんと王さんの住まいは改装したカラオケボックスだ。4畳半大に
ベッド二つと小机が並び、プレハブの台所兼食堂もある。「少し狭いけど、電化製品もひと通り
そろっていて快適」と楊さん。

2人とも実家はトウモロコシ農家で、年収は1万元(約15万円)ほど。地元当局の出稼ぎ奨励
広告を見て、7カ月働くだけで年収の4倍と知り、長野行きを決めた。

語学や生活習慣の研修後、畑に出る。春はレタスの苗を植え、夏の間は収穫に追われる。
秋はハクサイだ。

研修生に支払われる手当は月々8万5千円。時給換算すると約530円。長野県の最低賃金
669円以下だが、7カ月で帰国する彼ら研修生には最低賃金法は適用されず、合法的な額だ。
ほかに受け入れ農家は、研修生の渡航費や光熱費、米代も負担する。

20年ほど前まで、農繁期の川上村には若い日本人があふれた。日当6500円に残業代を含め
1万円、3食付きで宿泊代もタダ―。そんな募集広告を「フロムA」など求人誌に載せれば、
大学生や高校生が押しかけた。

それが十数年前から、働き手不足に陥った。農家の伊藤嘉武さん(63)は「求人を出しても
日本人が集まらねえ。来ても3日ともたずに逃げ出すようになった」と嘆く。腰をかがめての
植え付け、未明から始まる収穫、重い箱の運搬。実入りはよくても、きつい仕事が嫌われるように
なった。

日本人アルバイトが減って、まず村に現れたのはイラン人やインドネシア人たち。レタスの収穫
作業が始まる午前2時ごろ、農家に姿を見せては「シゴト、手伝います」と懇願して回った。

だが就労資格が不安定だった。昨年と一昨年でインドネシア人やスリランカ人ら計約30人が
東京入国管理局と長野県警に拘束された。ビザが切れていた。

>>2以降に続く



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch