【酒類】量販店、倒産が相次ぐ コンビニ参入で苦境-関西 [4/16]at BIZPLUS
【酒類】量販店、倒産が相次ぐ コンビニ参入で苦境-関西 [4/16] - 暇つぶし2ch1:依頼280@ロボ-7c7c(初代biz+ 支局長)φφφφ ★
08/04/17 16:23:45
★酒の量販店、倒産が相次ぐ コンビニ参入で苦境

豊富な品ぞろえで価格破壊をリードした酒の量販店が苦しんでいる。今年に入り、近畿地盤の
大手2社が相次いで倒産した。規制緩和でコンビニエンスストアなど別の業態でも酒を売る店が
増える中、無理な拡大戦略が行き詰まった。生き残りのカギは「専門性」にかかっているようだ。

大阪や兵庫、福岡に約60店ある酒のディスカウントストア「酒の楽市」。展開する「前田」(大阪府
池田市)は2月、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。ここ4年で店舗数を約30店から
70店弱へと2倍以上に拡大。売り上げは倍増したが、不採算店も増えた。

1月には「スーパーディスカウントストアー スピード」を近畿や千葉に持つスピード(大阪府
枚方市)が民事再生法適用を申請。他にも「ヴイ」(新潟市)や「ヒーロー」(山口市)など、
全国で倒産が続いている。

90年前後から「町の酒屋さん」のシェアを奪って優勢に立った酒の量販店は、00年前後から
店舗拡大を急ぐ。その背景には「酒の小売りの自由化」があった。

酒類の小売り免許取得は98年に原則自由化が決まった。01年には店同士の間隔を定めた
基準、03年には人口ごとの割り当て基準が廃止。中小零細の酒屋を守るため、酒屋が集中する
地域で新規参入を抑える「逆特区」制度も06年8月になくなった。

このため、利便性で勝るコンビニや価格競争力を持つ大手スーパーが次々と参入。競争は
激しさを増し「良い場所を先に抑えるために出店を急いだ」と前田の申請代理人の辻川正人
弁護士は指摘する。

だが、肝心の消費量は少子高齢化や若者の酒離れで減少傾向にある=グラフ。安売りの
原資だったリベートをメーカー側が減らし、スーパーとの価格差もつけにくくなっている。

■逆風の中、各量販店とも打開の道を探る。
関西と東京で「SAKE市場グランマルシェ」など約20店を展開する徳岡(大阪市)は、独自商品が
売り上げの3割を占める。社員が欧州などに出向いて輸入するワインは約3千種。蔵元と一緒に
味を調整する焼酎も売れ筋だ。

徳岡豊裕会長が着目したのは、「酒の持つ強い嗜好性」。コンビニなどの売り場ではごく一部の
メジャーな商品が多い。「酒屋が本来持つ、客の求める酒をそろえるノウハウを高めることが、
量販店が生き残る道だ」という。

関東地盤の「パスポート」(川崎市)は、個人経営の飲食店などへ配達するサービスで業績を
伸ばす。再建中の「ヴイ」は、地元・新潟の希少な地酒やウイスキーで勝負。客の注文にも
細かく応じる。同社幹部は「それが顧客を呼び戻す近道」と話す。(和気真也)

2008年04月16日
URLリンク(www.asahi.com)


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