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日本自動車工業会は、2007年度に実施した乗用車市場動向調査の結果をまとめた。
これは一般世帯に対して乗用車の保有年数や今後の購入予定などについて隔年で
アンケート調査を行っているもの。07年度は2007年8月28日～9月18日に実施し
3666サンプルを回収した。
同調査によれば、世帯保有率は79.2％で2005年度（78.8％）とほぼ同水準となった。
ただし、複数保有率は33.5％で、05年度（38.3％）から減少しており、複数台クルマを
持つ世帯が減っている。
クルマの買い換えについては、期間が長期化。クルマの使用期間は7.1年で前回よりも
＋0.3年となっている。特に50代女性における長期化が目立った。
長期化の理由としては、「クルマの傷みが少なく、まだ十分乗れそうだった」という回答が多く、
今後についても45％が「従来よりも買い換え間隔が長くなる」と回答している。
買い換えを行う際に重視する項目については、「経済性」、「環境」、「安全性」が上がり、
希望するエンジンとして「ハイブリッド」を挙げる男性が全世代で2割以上いた。
希望するクルマは、男女ともに「操作性が高く運転しやすい車」、「経済的で実用的な車」、
「排出ガスが少なく環境配慮の車」が上位に挙げられた。さらに男性では、
「長距離走行でも疲れが少ない車」が挙がった。
【オートギャラリーネット編集部：濱 健幸】
(ソース)URLﾘﾝｸ(auto-g.jp)
(JAMA - 社団法人日本自動車工業会)URLﾘﾝｸ(www.jama.or.jp)