08/04/15 21:33:09
昨年8月に観測史上最高の「40・9度」の気温を記録した多治見市で、
商工会議所などが名古屋工業大教授らに依頼して取り組んでいた「ヒートアイランド対策事業」の
概要がまとまり、14日、古川雅典市長に報告された。
角度を付けることで、太陽熱を反射して宇宙へ返すタイル「美濃焼エコタイル」
(商品名・クールアイランド)の商品化が目玉事業で、この秋にも販売ルートを確立する。
牛込進会頭は「タイルの開発にめどがついた。連携してきた市とともにタイルを設置した施設をアピールし、
ビジネスとして育てたい」とあいさつ。同大の岩尾憲三教授が、太陽光を50%反射させるタイルの概要を説明した。
古川市長は「産学官が協力して成果を出せた。日本、地球全体を冷やす発信地にしたい」と期待した。
共同開発した県陶磁器工業組合連合会の計画では、メーカーグループと商社グループの募集を行い、
事業体を結成。今秋には全国展開をにらんだ営業活動を始動させる。
ソース
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