【資源】次世代電気自動車のアキレス腱「リチウム」 中国が本格生産開始、原油より厳しい制約資源に[08/04/15]at BIZPLUS
【資源】次世代電気自動車のアキレス腱「リチウム」 中国が本格生産開始、原油より厳しい制約資源に[08/04/15] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
08/04/15 08:39:37
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持続可能なモビリティーに向けた次世代自動車として、燃料電池車とともに世界の自動車会社に
よる各種電気自動車の開発競争が激しくなってきた。いわゆる電気自動車(EV)、
ハイブリッド車(HV)、そしてプラグインハイブリッド車(PHEV)である。

いずれの車種もバッテリーとしてリチウムイオン電池を搭載する。したがって、この
リチウムイオン電池の開発が次世代自動車のカギを握っているわけだ。そのため、自動車会社
各社は電池の開発をめぐり関連企業との戦略的パートナー関係を構築するなど、その動きは
世界中で活発化してきている。

現在のハイブリッド車には、ニッケル・水素電池が使われている。しかし、エネルギー密度が
低く、電池による走行距離はわずか十数キロメートルであるため、エネルギー密度が高く、
航続距離が長い、しかも安全性に問題がない電池の開発が急がれている。それがリチウム
イオン電池である。この電池は、既にラップトップのPCや携帯電話などポータブルの電子機器
には多く使われているが、各種電気自動車用には、PC用電池の100倍の大容量高性能電池が
必要でありいまだ開発途上にある。

さて、この電池に必要なリチウムの資源事情を見てみよう。

2005年における世界のリチウムメタルの生産量は2万1400トンであった。
そのうち主要生産国はチリが8000トン、オーストラリア4000トン、中国2700トン、
ロシア2200トンそしてアルゼンチンが2000トンである。リチウムメタルの埋蔵量は、
世界トータルで1340万トンのうち、未開発のボリビアが540万トン、生産量で最大のチリが
300万トン、アルゼンチン200万トン、ブラジル91万トンで、南米4カ国で、実に84%の
1131万トンを占める。

中国は110万トンで、残りは数10万トン規模である。
燃料電池車に必要な白金が南アフリカ共和国に、そして石油が中東に偏在していると同じように
リチウムも南米に極端に偏在し、地政学的な不安定性を抱えているのである。
埋蔵量の1340万トンについては、米地質調査所(USGS)によると1100万トンと、
より低く評価されている。

電池に使われるリチウム資源は、塩湖に賦存しており、主として炭酸リチウムとして産する。
炭酸リチウム(Li2CO3)としての埋蔵量は、USGSによると5800万トンとされている。
世界のリチウム生産量のうち電池に使われる炭酸リチウムとしては約75%で、
年間7万-8万トンである。

続きます。ソースは
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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