08/05/08 11:31:45 FFUSQGtC
昔の老人病院、老人病棟は家族が面倒を看れない寝たきり老人を収容していた。
そこには付き添い婦という人たちがいて寝たきり老人を介護していた。
彼女らは患者の家族に雇われて家政婦協会から派遣されてきていた。
介護資格などはなかったがマンツーマンの介護で付きっきりで介護をする。
いろいろな人がいたが、一日中ボケ老人の話し相手になってくれたり、
興奮したボケ老人を子守唄で寝かしつけれる人もいた。
付き添い婦は中高年の女性のよい職場でもあった。
これを厚生省の役人が視察して「前時代的だ、不衛生だ、汚らしい」といって廃止した。
寝たきり老人は病人ではない。医者の診察が必要なのが週に2日までなら社会的入院だ。
介護施設や自宅介護で医者の往診でやれ。ということで、これから数年かけて23万床
の病床を削減する。寝たきり老人は病気になりやすい。いろいろなことも起こる。
病院を追い出された老人と家族はどうすればよいのか。
厚労省のやっていることは「正論かもしれないが、愛が足りない」