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完熟マンゴー２個２０万円 全国で初競り
宮崎特産の完熟マンゴーの販売が１０日解禁され、全国９市場で初競りが行われた。東国原知事のＰＲ効果でマンゴー人気が高まる中、
初日の最高値は、東京都中央卸売市場大田市場で２個２０万円と、昨年の最高値の２個３万８０００円（京都中央卸売市場）を大きく上回った。
完熟マンゴーは、重さ３５０グラム、糖度１５度以上の品種を「太陽のタマゴ」のブランド名で売り出している。
午前７時過ぎに競りが始まった宮崎市の宮崎中央卸売市場では、西都産が２個１０万円（最高値）で競り落とされると、歓声とため息が漏れた。
ＪＡ宮崎経済連の園芸企画課長補佐押川和範さん（３８）は「宮崎のマンゴーがブランド化した証し」と喜んでいた。
東国原知事は「２０万円はちょっと異常かな。リーズナブルになるよう、努力しないといけない。
（ブームは高止まりしてほしいが）高止まり過ぎたかな」と苦笑いも浮かべていた。
同経済連によると、今年は生産量が増えたため、店頭では昨年より安く買える見込み。
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