08/04/06 22:41:25
高成長を続ける中国が早ければ今年、名目国内総生産(GDP)の米ドル換算額で
日本を追い抜く可能性が出てきた。
最も有力なのは2009年か10年で、遅くとも12年には「逆転」する見通しだ。
日本は1972年から米国に次ぐ世界第2の経済大国(旧共産圏を除く)で、
アジアトップの座を維持してきたが、人口13億人を抱える大国・中国に
「指定席」を譲ることになり、アジア域内の力関係にも影響しそうだ。
ただ、豊かさを示す1人当たり名目GDPでは、中国は06年時点で
日本の17分の1にとどまる。
内陸部などの所得水準が依然低いためで、格差を縮小して国全体に経済発展の恩恵を
行き渡らせることが課題だ。
中国はここ数年でイタリア、フランス、英国といった欧州の先進国を抜き、
07年は3位ドイツに小差の4位。今年、ドイツを抜くのは確実だ。
日本の07年の名目GDP改定値をドル換算すると、約4兆3800億ドル。
中国は24兆6600億元で、昨年末の為替相場で計算すると約3兆3800億ドル。
ソース
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