08/04/03 18:27:03
韓国・ソウル(Seoul)市当局は、食用の犬に関する食品安全基準を定めるために、犬を食用家畜に
分類する方針だという。市当局者が明らかにした。
韓国では毎年、約200万-400万頭の犬が食用として消費されているとみられる。一方で、食肉処理
・加工に関しては、清潔とはいえない環境で行われており、消費者の「健康」に対する危険性が
あるという。
現在、犬は食用家畜には分類されていないため、食肉処理における衛生上の規則はないという。
ソウル市はこれまで、犬を食用として扱うことについては、あいまいな態度をとってきた。1988年の
ソウル五輪の際には、国際世論の反発を避けるため、犬肉とヘビ肉を「嫌悪食品」として取り扱いを
禁止した。
だが、現在ではこの禁止令もほぼ完全に無視されており、ソウル市だけでも500軒の犬料理店が
営業しているとみられている。
犬を家畜に再分類するという市の方針には、動物愛護団体が街頭デモやインターネットを通じた
署名活動を行うなど、強い反発を示した。
韓国の動物愛護団体「Korea Association for Animal Protection」は「犬を食べることを合法化
しようとしているのは、世界中で韓国だけだ」とした上で、
「韓国のモットーはグローバリゼーションだが、犬を食べている限りは原始時代に逆戻りしたがって
いるようなものだ」と強調した。
また、同団体関係者は、「スーパーマーケットで牛肉やハムの隣に犬肉が陳列されていることを
想像するのは恐ろしい。あなたが行ったレストランのメニューに、犬のローストが載っていたら
気分が悪いでしょう」と語り、犬が食用家畜に分類された場合は、犬肉の消費量は急激に
増大するだろうと語った。
ソースは
URLリンク(www.afpbb.com)
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