08/04/01 11:33:24
上海在住の英国人公認会計士・フージワーフ氏が25日に発表したレポートによると、
「2007年フージワーフ中国富豪ランキング」のトップ10に選出されていた富豪の
資産は、最近の世界的な株式市場の「洗礼」を受けて1人平均41%減少し、
合計2226億元が「蒸発」したという。
このレポートによると、2007年10月現在で、トップ10の富豪の資産は1人平均
300億元以上だったが、5カ月余りを経過した現在は、平均約222億元減少している。
その中でも玖龍紙業の張茵氏とその親族の資産の減少幅が72%以上と最大で、
資産は770億元から215億元となり、555億元の損失を受けている。
また、不動産関係者の損失が最も深刻だと指摘し、中でも2007年のランキング第1位・
楊恵妍氏の損失額が最大で、資産は50%以上減少、680億元が「蒸発」したという。
これ以外にも、世貿集団の許栄茂董事局主席の資産の減少率は56%、310億元の損失、
富力地産の張力聯席董事長は同58%、245億元の損失、復星集団の郭広昌董事長は
約230億元の損失を被ったとしている。
その他の業界では、中信泰富の栄智健董事長が同15%、60億元の損失、
蘇寧電器の張近東董事長が同21%、80億元の損失で、いずれも損失の規模は比較的小さい。
一方、このような環境下で逆に資産を増加させたのは、国美電器の黄光裕董事長1人のみで、
同氏は最近ライバルの蘇寧電器の張近東董事長を破り、三聯商社の筆頭株主となり、
資産を450億元から40億元増加させ490億元としたという。
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