【畜産】名古屋コーチン、DNA鑑定法に欠陥…愛知県は否定 [08/03/29]at BIZPLUS
【畜産】名古屋コーチン、DNA鑑定法に欠陥…愛知県は否定 [08/03/29] - 暇つぶし2ch1:きのこ記者φ ★
08/03/30 22:43:58
名古屋コーチンの真贋を見分けるために愛知県などが開発したDNA鑑定手法に、
欠陥があると指摘されていることが28日、分かった。

決め手となる5つのDNA配列の1つが機能しておらず、
鑑定で偽物がすり抜けてしまう可能性がある。
県は4月1日から名古屋コーチンの基準にDNA検査での確認を盛り込んでいるが、
鑑定手法や運用に問題ないとしている。
水戸市で開かれた日本家禽(かきん)学会・春季大会で、民間のDNA検査会社、
バイオ・リジェネレーションズの坂上正行社長が発表した。

坂上社長は「鑑定に使う特徴的なDNA配列5つのうち、1つが機能しない。残りの4つだけでは、
偽物であっても5羽に1羽は本物と判定してしまう」と、手法の欠陥を公表した。

原因はDNA配列の1つが、名古屋種以外の鶏のものであるためと指摘。
「本物とされる名古屋コーチン12検体を調べたが、この配列と合致したものは1つもなかった」と言う。
昨年9月、市場に流通する名古屋コーチンに偽物が含まれているとした坂上氏らの発表後、
1つのマーカーで偽物との反応が多発したことから、同社が詳しい調査を進めていた。

坂上氏は「(愛知県は)この配列が正しく機能すると証明するための基となったDNA配列を提示するか、
信頼性の高い新たな配列を加えなければ、名古屋種の鑑定自体成り立たなくなる」として、
学会発表前に県に協議を申し入れたが、県は応じていない。

県などのDNA鑑定法と名古屋コーチンのDNA配列が書かれた論文は、家禽業界で最も権威がある
米国学会誌、『ポートリーサイエンス』に公表したが、同誌の責任編集者からも配列の違いについて
異議が申し立てられているという。

今回の指摘について、愛知県農業総合試験場畜産研究部は「手法の正しさは多数のサンプルで
検査した結果なので、揺るがない」と主張。学会誌の異議については「対応を考える」とした。
名古屋コーチンの基準を運用する県農林水産部畜産課は「県畜研の主張をふまえ、
DNA検査をもって基準とする運用について問題ない」との見解を示した。

県などが作ったDNA鑑定法は、5つある特徴的なDNA配列のうち、長さが検体と1つでも違う場合は
偽物と判定するものだ。今回、1つの配列に正確性が欠けることが指摘されたが、
県畜研は「論文で使用したサンプルは廃棄して手元にない」と明言している。

県は3月21日に名古屋コーチンの基準を、外形上の特徴かDNA検査で確認が得られるものと制定。
4月1日からの施行が決まっている。手法に対する疑問に客観的な正当性を持って答えなければ、
基準の前提が崩れかねない。

県は、DNA鑑定手法の正確性を中立的な立場で認証をする特定非営利活動法人(NPO法人)、
DNA鑑定学会などの第三者機関を交え、指摘された内容について早い段階で科学的な証拠を示すべきだ。

ソース
URLリンク(jliadb.lin.go.jp)


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