08/03/26 21:57:26
昨年、生産台数で米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いたトヨタ自動車。
今年も世界販売985万台とさらなる上積みを目指しており、生産、販売、売上高で首位となり
「三冠」を達成する可能性も出てきた。だが、社内に「世界一」の高揚感はない。
生産現場は全世界に広がり、生産台数も年間1000万台に上る。
ものづくりの原点である「品質」を確保することが容易でなくなったからだ。
今こそトヨタの「カイゼン」力が試されている。
「もっともっと臆病になれ」。佐々木眞一専務は、生産の最前線に立つ社員に危機感を植え付けようと懸命だ。
記憶に新しい大量リコール(回収・無償修理)問題。
日本国内では平成16、17年に2年連続で年間販売台数を超える188万台ものリコールを出した。
米国でも3年前に229万台ものリコールを届け出た。
トヨタだけでなく、国内メーカーの不具合件数は高止まりしている。背景にあるのはクルマの「高度化」。
最近のクルマは環境・安全技術で飛躍的に進歩した「走るコンピューター」だ。
搭載する小型コンピューターの数も従来の10~20個程度から、最高級車「レクサスLS」では約100個に増えた。
だが、「それは言い訳にならない」。経営陣は口をそろえる。
そんな状況の一昨年、「品質専任」となったのが佐々木専務だった。
品質管理のエキスパートだが専務が一分野だけを専任するのは極めて異例。
「品質のトヨタ」を守るという危機感が表れた人事だった。
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URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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