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★堺の太陽電池工場、シャープ6月めど着工
シャープが、堺市で計画している太陽電池工場を、6月をメドに着工し、2009年末にも操業を
始めることがわかった。フル稼働時に一般家庭の25万戸分にあたる1000メガ・ワットを生産する。
投資額は1000億円弱を見込んでいる。
建設地は、シャープがソニーと共同生産する世界最大の液晶パネルの工場や関連部品の集積を
目指す「21世紀型コンビナート」と名付けた一角にある。
製造するのは薄膜型と呼ばれるタイプで、原料のシリコンは通常の結晶型に比べ約100分の1で済む。
シリコン価格が需要増で上昇する中、シリコンの使用量を抑えるとともに、コンビナートの他の施設と
生産設備を共有できることから、価格競争力のある太陽電池を量産できるという。
米調査会社によると、太陽電池の世界生産量でシャープは06年まで7年連続首位だったが、07年は
シリコンの調達難でドイツのQセルズに首位を明け渡した。
こうした状況も踏まえ、シャープは、堺での生産開始に先駆けて、奈良県の葛城工場で、薄膜型の
太陽電池の生産量を08年10月に現在の10倍強に引き上げることにしている。
ソース:読売新聞(2008年3月23日)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
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