08/03/22 23:11:43
日本銀行松江支店(松江市)が金融機関の検査の際に作った内部資料の一部が、
ファイル交換ソフト「ウィニー」を介してインターネット上に流出していることがわかった。
流出した情報には、金融機関に対する過去の検査結果など機密性の高い内容も含まれていた。
同支店によると、流出した資料は少なくとも5種類で、島根、鳥取両県の金融機関計12社の
情報などが含まれていた。このなかには、金融機関1社の06年度決算見込み分析資料もあり、
取引先3社の名前を挙げて「破綻(はたん)懸念先」に変わったことを示す記載もあった。
資料作成者の欄に「松江支店」などと記され、「要注意」の文字もあった。
業務課の男性職員が私有パソコンに資料を保存。同支店はこのパソコンがウイルスに感染し、
ウィニーを通じてデータが外部に出たとみている。
21日午前10時ごろ、同支店に匿名の電話があり、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上で
閲覧が可能になっていることを把握。同日夜までに、管理者に削除を要請するとともに、
被害を与えた金融機関1社に謝罪した。
同支店の吉岡伸泰支店長は「日本銀行の信用の根源にかかわる事態を起こし、申し訳ない」と
謝罪した。
▽News Source asahi.com 2008年03月22日13時20分
URLリンク(www.asahi.com)
▽日本銀行
URLリンク(www.boj.or.jp)
▽Press Release
日本銀行松江支店における内部情報流出について
URLリンク(www.boj.or.jp)