08/03/17 14:41:25
週明け17日午前の東京外国為替市場は、
米国で信用不安が急速に高まったことを受けてドル安が加速、
一時1ドル=95円台と約127カ月ぶりの高値をつけた。
こうした流れを受けて東京株式市場も3日続落。
下げ幅は500円を超え、平成17年8月9日以来2年7カ月ぶりに1万1800円を割り込むなど、
金融市場の動揺はさらに広がりを見せつつある。
日経平均株価の午前の終値は前週末比514円61銭安の11726円99銭。
東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は同50.45ポイント安の1142.78。
TOPIXの1150ポイント割れは平成17年6月14日以来2年9カ月ぶり。
先週末に米国では、ニューヨーク連邦準備銀行が、
経営が行き詰まった米大手証券ベアー・スターンズを
米銀大手JPモルガン・チェースを通じて緊急支援すると発表。
これを受けて米株式市場は大幅に下落した。
さらに17日朝(米国時間16日夕)には、JPモルガンが、ベアー・スターンズを救済のため買収すると発表。
米連邦準備制度理事会(FRB)が、公定歩合を0.25%緊急に引き下げたこともあり、
米金融機関の信用不安がさらに高まった。
この流れを受けて円高ドル安の動きが加速。
「国内企業業績の先行きと国内景気の不安感も増大した」(大手証券)ことから、
東京市場では銀行、証券など金融株のほか、
自動車、電機など内需外需の主力株を中心に全面安の展開となった。
市場では、
「FRBの利下げも後手に回っている」(みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミスト)との見方が強い。
米政府による公的資金注入など抜本策がなければ、米株安、ドル安の流れは止まらないという声もあり、
国内市場でも売り圧力が優勢な状況が続きそうだ。
当面は18日に見込まれる米連歩公開市場委員会(FOMC)による追加利下げで市場がどう反応するかに注目が集まる。
ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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