08/03/08 23:51:20
多額の累積赤字を抱える新銀行東京(東京都千代田区)の融資先企業のうち、
新銀行開業の2005年4月から今年1月までで2300社が経営破たんし、
焦げ付いた融資は、累計で285億円に上ることが7日、新銀行のまとめでわかった。
新銀行では、ずさんな審査が経営悪化を招いた一因とみて、今後、開業当時の仁司(にし)泰正・元代表執行役ら
旧経営陣について刑事・民事両面から責任追及するとみられる。
1000億円を出資して設立した都の責任も焦点となりそうだ。
新銀行はこれまで、貸出先企業の経営破たんなどによる焦げ付いた融資については、
債権回収会社への売却などを進めている。
このため、昨年12月末時点で、ほぼ回収不能となった焦げ付き額は約600社で約86億円だが、
累計では、936億円に上る累積赤字の3分の1近くに達していることになる。
新銀行は、開業当初から債務不履行が拡大していたにもかかわらず、旧経営陣の下で、
ずさんな審査で融資を拡大し、不良債権が膨らんだとみている。
新銀行は内部調査で判明したこうした経緯を報告書にまとめ、10日に都に提出する。
都は新銀行への400億円の追加出資を求める予算案を都議会に提出しているが、
ずさんな経営実態が相次ぎ判明したことで、審議にも影響するとみられる。
ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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