08/03/06 07:41:08
日清食品の安藤宏基社長は5日、大阪市内で記者会見し、
即席めんに次ぐ事業の柱を育てるためにM&A(合併・買収)を進める考えを示した。
即席めん製品については小麦などの騰勢を受けて、
「価格転嫁を進める」と1月に続いて再値上げの方針を示した。
中国製冷凍ギョーザの中毒事件をきっかけに日本たばこ産業(JT)との事業統合が
破談となった冷凍食品のほか、乳飲料や菓子、外食の多角化分野について
「M&Aで大きくしたい」と明言。
原材料の高騰や品質管理の経費増で中小メーカーなどの経営難が予想されるとの見通しを示したうえで、
10月の純粋持ち株会社化で企業買収を進めやすくなると語った。
再値上げについては輸入小麦の価格が4月に30%上がるほか、
10月に20%程度上がる可能性があると指摘。
「消費者にショックを与えないよう上げていくしかない」と述べ、
一定の値上げは避けられないとの見通しを明らかにした。(23:01)
ソース:URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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